贅沢品

ホテルの前に、毎日果物売りのおじさんがやってくる。
日本でも季節になると駅前なんかで桃とか売っている、そんな感じで。
そこで、生まれて初めて枝付きのライチを買った。

日本ではライチを買うことなんてなかった。売っているのを見たことがない。
もっぱらお酒としてお世話になってた。
もしくは、焼肉屋とか中華料理屋なんかでデザートに出て来たのを食べるくらいだった。

でも、買ってみてライチっておいしいことに気づいた。
しかも、むきながら食べるっていうのが、枝豆や落花生.....などなどのようにクセになる。
中くらいのスーパーのビニール袋にたんまり入って200円くらい。

熟してから収穫されるから、台湾の果物はほんとにおいしい。甘い。
おいしい果物を安く手に入れて、飽きるくらいに食べる。
これってほんと贅沢なことだなと思った。

ちなみに、果物売りのおじさん、「江頭2:50」に似ているので、勝手に「えがちゃん商店」と呼んでます。

JET

「JET」というチャンネルがあります。
Japan Entertainment Taiwan で　JET。
なんだかちょっとおかしい気もするけど.....

ま、名の通り日本の番組の専門チャンネル。
ここで、なんと！！！「風雲たけし城」をやっているようです。「ようです」っていうのは、番組のCMを見ただけだから。
しかし、すごい選択眼。
今、この番組を放送するなんて。。。
これは観ておかないと！

まっさかり

再び台湾に来ております。ほ・ん・と・う・に暑い。

日焼けするって言葉通り、「皮膚が焼けている」気がする。。。
この暑さの中、真っ昼間に移動するのは厳しいものがあります。バス停まで数分であっても.......

そして、外が暑ければそれに比例して、おそろしいほど室内が冷えていくんですね。
「あ〜、涼しい！」って思うより、入った瞬間に「う゛、さむっ」って思うことが多い。
暑いから涼しくしたいのは分かるけど、ほどほどでいいんじゃない？と、いつも思う。
体壊すと思うんだよなぁ、こんなに暑くてそして寒いと。
それに、世の中エコに向かっているわけですし。

そこでこのギランギランの太陽の力、利用すればものすごいエネルギーになるんじゃないかと思うのだけれど、太陽光発電はこれからなのかなぁ...

エコノミー→ビジネス→ファーストクラス

飛行機から降りるとき、ビジネスクラス・ファーストクラスを通って出口に向かう。そのときいつもちょっとやな気分になる。
ビジネス・ファーストクラスのエリアの汚さ。
ブランケット・スリッパ・ペーパーナプキン・雑誌.....いろんなものが床に散乱している。汚すぎる。
お金は持っているんだろうけど、こんな風にしか席を立てない人なら、全く羨ましくない。

見事に対照的だったのは、私の隣の席だったおじいさん。
食事もきちんと食べるし、使ったブランケットを最後に畳んでいた。
まぁ、ブランケットを畳むまではしなくても良いのかもしれないけど......
動作の一つ一つがとても丁寧で、見ていてとても気持ちが良かった。
そして、我が身を振り返りちょっと反省もした。

いろんなサービスに慣れてくると、それが当たり前になって、提供されるものは使ってなんぼみたいになって、雑な扱いしか出来なくなってしまうとすれば、なんだかとても寂しいものだと思う。
そんな慣れ方はしたくないなと。。。

差不多

一時帰国します。ノービザなもので...でも、すぐに戻ってきます。

今までの成果はこんな感じ。

・まぁ、最初よりは中国語が出来るようになった。
・そのぶん、確実に英語が出来なくなった。
・日本人の知り合いが出来た！！
・タクシーに一人で乗って行きたいところに行けるようになった。
・市場（本気）での買い物に挑戦した。
・臭豆腐（揚）攻略！
・顔なじみの店が数軒できた。
・少しくらいの雨なら傘を差さなくなった。
・バスの急ブレーキに慣れた。
・ついに、犬のうんこを踏んだ。
・大抵のことはなんとなく合っていればいいことにした。

この国を包んでいる「差不多」な空気に慣れた。
読んで字の如し「差は多くない」。
つまり、「だいたい」「なんとなく」「テキトーに」。
もともとおおざっぱなのに、磨きがかかっているってことかしら？

やればできる

台湾に暮らしていて、今まで特に食べもので困ったことはなかったのだけれど、ようやく？「さっぱりしたもの」が恋しくなってきた。

でも、ホテル暮らしなのでキッチンもないし.....と諦めていたのだけれど、今日裕毛屋に行って思い立った。やれば出来るものもあるって。

で、見つけた浅漬けの素。「いいじゃんいいじゃん！」と思ったけど、日本円で1本500円ほど。
「た、高すぎる....500円も払って買いたくない」

で、何とか出来ないかと思って売り場をさ迷って見つけたのがお茶漬けの素、140円ほど。これは買いでしょう。
で、白菜とえらいでかいキュウリを買って、部屋にあったおしゃぶり昆布を追加して、念願の浅漬けが出来上がった！！！わーいわーい！台湾ビールで乾杯だー！

yくんの鞄から出てきた、いつのだか分からないおしゃぶり昆布なんて、捨てちゃおうと思っていたけど、役に立った。

そして、なぜか電子レンジがやってきた。ホテルの備品としてではなく、長期滞在で思い切って買ってしまった人から回ってきた。
これで、もっと何か作れるかも。

日本人っぽさ

台湾では、日本人は外見であからさまに「外国人」と分かるワケじゃない。
言葉を発しない限り、持っているモノや服の着方・表情なんかから、なんとなく「日本人っぽさ」を感じるくらいだと思うのです。

あたしも街を歩いていて「あー、あの人は日本人かもなー」と思うことはよくある。で、結構当たる。
でも、あたしの思う「日本人っぽさ」と台湾の人の思う「日本人っぽさ」には、どうやら開きがあるらしい。

何となく探って見た結果（あたしの少ないリサーチの結果ですが.....）、こちらの方の思う日本人の女の子像は、もっとフリフリで、女の子っぽくて化粧をちゃんとしてて.....ってイメージが大きいみたい。テレビと雑誌に出てくる女の子のイメージなんでしょうか？

「あんたは日本人に見えない」とたまに言われます。
タクシーに乗っても、お茶を買っていても、麺食べていても。
やっぱり、ギャルな服装をしないからかな。
まぁ、あたしがでかい（171cm）のも大きな要因のようだけど....